コレステロールは脂質ですが、脂肪にもさまざま。悪玉コレステロール(LDL)になりやすいものもあれば、善玉コレステロールを増やす食べ物もあります。では悪玉コレステロールと言われるLDLを増やしてしまう食べ物はなんでしょうか?

飽和脂肪酸に注意!

脂肪にはオレイン酸、リノール酸などのいろいろな種類があります。そのなかでも特に悪玉コレステロールを増やしてしまうのは飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸とは、バター、牛脂、ラード、植物油の一種であるパーム油などに含まれています。常温では固体になるため、体の中でも固まりやすく、コレステロールだけでなく中性脂肪も増加させる作用があります。ちなみに、最近話題のココナッツオイルも飽和脂肪酸ですが、バターやラードが長鎖脂肪酸なのに対してココナッツオイルは中鎖脂肪酸といって、同じ飽和脂肪酸でも、吸収が早く体内に蓄積されにくいという特徴を持っているので問題ありません。鶏の皮、ベーコン、脂身の多い肉にも飽和脂肪酸は含まれています。

コレステロールを多く含む食品

100g中あたりのコレステロール量が、250㎎を超える食品には、卵、スルメ、桜えび、煮干し、あん肝、イクラ、すじこ、イカ、鶏レバー、ウニ、ししゃも、豚レバー、チョコレート、ポテトチップスなどがあります。魚卵、内臓系、お菓子類などはかなりコレステロールが高くなります。卵はコレステロールが高いのですが、実は卵は善玉コレステロールを増やしてくれるうえ、悪玉コレステロールを減らすという働きを持っています。栄養価も高いので、ぜひ積極的に食べてください。